メタボリックシンドローム診断基準と内臓脂肪症候群

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メタボリックシンドロームは最近良く聞くようになりましたが、こうした生活習慣病は以前は成人病と呼ばれていました。成人がかかりやすい病気だったのが、s極生活などの欧米化が原因で成人だけでなく、若年層の間にも広がって小学生でも糖尿病患者や予備軍がいるとも言われています。メタボリックシンドローム生活習慣病はほとんど自覚症状がないうちに進行してしまうために、気がついた時には症状がかなり進んでしまい致命傷になることが問題のひとつでもあります。

メタボリックシンドロームの危険度を測るのに肥満があげられます。肥満しているとメタボリックシンドロームになりやすいので、肥満解消をするような生活習慣を早いうちから身につけて実行することがメタボリックシンドローム予防と健康のために重要なのですね。

肥満の中でも洋ナシ形と呼ばれる下半身が安定した肥満体型は女性に多く見られます。下半身が痩せられなくて悩む女性は多いのですが、実は男性に良く見られるお腹回りが大きいりんご型肥満がメタボリックシンドロームの危険度は大きいとされています。特にりんご型肥満、いわゆるビール腹は中年以降の男性に多くみられる肥満体型ですが、こうした内臓脂肪の多い肥満はメタボリックシンドロームになりやすいので要注意です。

ところで、メタボリックシンドロームの診断基準は、胴回り(ウエスト)が男性102cm以上(日本人では85cm以上)、女性88cm以上(日本人では90cm以上)とされています。

また中性脂肪が150mg/dl以上であることや、HDLコレステロール値が男性で40mg/dl未満、女性で50mg/dl未満。血圧が最大血圧130mmHg以上または最小血圧85mmHg以上。空腹時血糖値110mg/dl以上ある場合には治療が必要とされます。ほとんどが食事や運動などの生活習慣の改善が治療となりますが、場合によっては薬物療法を行うこともあります。

世界保健機構WHOの診断基準によると、高インスリン血症(非糖尿病患者の上位25%)かあるいな空腹時血糖が110mg/dl以上ある場合で、さらに2つ以上にあてはまる場合はメタボリックシンドロームとされています。

メタボリックシンドロームの危険度の目安として、ウエスト/ヒップ比が男性0.9以上、女性0.85以上ある場合には注意が必要です。ダイエットと運動で肥満解消をしましょう。またはBMI30以上または腹囲94cm以上。脂質代謝異常:中性脂肪150mg/dl以上またはHDLコレステロールが男性で35mg/dl未満、女性で39mg/dl未満。高血圧140/90mmHg以上か降圧剤内服中。マイクロアルブミン尿症:尿中アルブミン排泄率20μg/min以上か尿中アルブミン/クレアチニン比30mg/g.Cr以上。そして高TG血症、低HDL-C血症、糖尿病に対する薬剤治療を行っている場合にもメタボリックシンドロームの危険度が上がるといわれています。